Dsb2023coll-denshi
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NNNx9S2 xS2 x= -2 ∑ xi ( yi-ß0-ß1xi )= -2∑xiyi + 2Nß0x +2Nß1(S2 x+ x 2)= 0x = 168.6、y = 73.2、S2ß0= -159.1、ß1= 1.38 x = 95.5ß1 = ß0 = y-たとえば、関数 f (x,y) = x2+y2 は図1.8のような放物面をあらわします。 f (x,y) の値が最小になるのはxの値を少し変化させた場合も、yの値を少し変化させた場合も f (x,y) の値が変化しないという条件を満たす点です。すなわち、 y の値を固定したときの x に関する微分係数が0という条件と、 x の値を固定したときの yに関する微分係数が0という条件図1.8:放物面の形状(Wikipediaより)図1.9:散布図と回帰直線。青丸のデータはアンスコム(Anscombe)の数値例1。i=1i=1i=1を満たす点です。 ∂ はある変数の値を固定した場合の微分(偏微分)の記号です。これらの条件から、 f (x,y) の値が最小になるのは x = y = 0 の場合であることがわかります。この点は、図1.8の放物面の底の位置です。関数S( ß0, ß1)の値が最小になるという条件は次式で与えられます。これをß0、ß1 に関する連立方程式と考えてß0、ß1について解くと以下のようになります。上記の身長、体重のデータではCov (x,y ) = 131.6図1.7の直線は、回帰直線 y=ß0+ß1 x =-159.1 + 1.38 x を表します。xとyの値(x,y)が(10, 8.04),(8, 6.95), (13, 7,58), (9, 8.81), (11, 8.33), (14, 9.96)(6, 7.24), (4, 4.26), (12, 10.84), (7, 4.82), (5, 5.68) のとき、再帰直線 y=ax+b は図1.9のようになる。(x,y)が(10, 9.14), (8, 8.14), (13, 8.74), (9, 8.77), (11, 9.26), (14, 8.10)(6, 6.13), (4, 3.10), (12, 9.13), (7, 7.26), (5, 4.74)の場合の回帰直線を求め、結果について考察しなさい。より予備知識∂ƒ∂x= 2 x = 0∂S ( ß0, ß1)= -2 ∑ ( yi-ß0-ß1xi )= -2Ny + 2Nß0 + 2Nß1x = 0∂ß0 ∂S ( ß0, ß1)∂ß1Cov (x,y ) 練習:アンスコム(Anscombe)の数値例∂ƒ∂y= 2 y = 0Cov (x,y )

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